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登山にHILLEBERG Soulo(ヒルバーグ ソウロ)ってどうなのよ!!

先日、山岳テント最強としてエスパースデュオアルティメイトをご紹介させて頂きましたが、実はソロ用テントはもう一つ所有しておりまして。それがこちら!!

泣く子も黙るHILLEBERG Soulo(ヒルバーグ ソウロ)です。
こちらもめちゃくちゃ気に入っていまして、登山にソロキャンプにと大活躍しています。めちゃくちゃ気に入ってはいますが、山岳テントとしてみたときには必ずしも良いことばかりでは無いです。穂高剱岳はこのテントで行きましたし、関東からの地方遠征(上記坊ガツル等)にもこのテントで行きました。この記事では大車輪の活躍を見せているソウロについて、良いところはもちろん、使っていて微妙だなと思う弱点も含めてご紹介します。

購入のきっかけ

僕は趣味がキャンプと登山で今はどちらもソロでも行くのですが、昔はキャンプはグルキャン中心でした。登山でより遠くに、そして朝日や星空が見たいということでエスパースデュオを購入し、その後のソロキャンプでもしばらくはエスパースデュオで行っていました。
そうなんですけど、山岳テントってかっこいいとは言いにくいですよね。。そこでソロテントでかっこよく、登山にも使えるテントを探して始めました。そして見つけたのです!

これ、めちゃかっこええやんけ!!

と。元々キャンプの時にヒルバーグのアラックを見かけることが何度かあり「あのテントかっこいいなぁ」と思っていたので、アラックのソロテント版となるソウロはまさにうってつけ!購入時は価格にビビって指をプルプルさせながらポチりましたが、実際のその後登山にキャンプに大活躍で一切後悔はないです。やっぱり見た目も含めて満足感・納得感のある道具が愛着も湧きますよね。欠点も含めて大好きです。笑

ソウロの良いところ

今僕のメインテント「ソウロ」。使っていていいなと思うところをご紹介します。

天候に強い

山では本当に大事な強みです。ほとんどの山岳テントは2本のポールをクロスさせてテントを立てますが、ソウロは前室確保のために3本のポールでテントを立てます。
感覚的にもポール2本のテントより3本のテントの方が頑丈そうですよね。実際頑丈です。またポールが多いことによってテントがより丸みのある形状になるので、風を受け流して強風の影響を軽減します。北アプルスの尾根でULテントが吹っ飛んでいるような強風でもビクともしませんでした。
オーバースペックという意見もありますが、どんな強風や天候でも大丈夫という安心感は代え難いものがあります。安心すぎて困ることなんてないですもんね。通常山岳テントですと、強風時はテント内にいてもテントが風でバタバタと揺れて不安になるものですが、そのバタバタも3ポール効果で抑えられます。

前室がめちゃ広い

こちらも3ポールテントのメリットを活かした特徴になります。普通の2ポールテントだとフライを無理やり(?)前に張り出して前室を作るのであまり広くなく、高さもないんですよね。登山だとテントの前室でバーナー等を(自己責任で)使うことも多いので、広さはともかく高さはあるに越したことないです。引火しそうで怖い。その点ソウロは前室用のポールで前室の壁を立ち上げているので広さ・高さが確保されており、快適な前室での調理が可能です。
またテント内で使わない荷物やザックも前室に置くことで、テントを広く使うことができます。

インナーテント一体型は設営が楽ちん

ヒルバーグのテントは全般的にフライとインナーテントが一体型という特徴がありソウロももちろんフライ・インナー一体型です。もしテント保護のためにグラウンドシートも購入する場合、これも一体型として付けっ放しにすることができます。普通、テント建てる時はグラウンドシート敷いて、インナーテント組み立てて、上からフライ被せて完成という手順になります。この3ステップが1発で完了というのは慣れると癖になります。
時間と手間もそうなんですが、この仕組みが効力を発揮するのは雨の日なんですよね。最初からフライが被さっているので雨の中テントを立ててもインナーテントが濡れない。これは嬉しいです。

撤収だってもちろん楽ちん

設営時よりも撤収時の方がさらにメリットを享受できます。まとめて丸めて袋にポンです。これは本当に便利。またソウロって収納袋が大きくて入れやすいんですよね。国産テントは収納サイズを小さくしようとしてギリギリを攻めるので結構袋に入れるのに苦戦するのですが、このテントはサクッと入ります。どうせザックの中で圧縮されて小型化するので、ぜひ国産テントも袋は大きめに作って欲しいです。

一生使える!(らしい)

テントってずっと使えると思っていませんか?実は通常のテントは経年劣化していくのです。普通テントは防水のためにポリウレタンでコーディングするのですが、ここが加水分解して防水効果が劣化したりベタベタになってきたりします。5年以上定期的に使い続けた場合ですけどね。
その点、ヒルバーグのテントはKerlon(ケルロン)という生地を使っていて、これが加水分解しない優れものらしいです。劣化しないなんてまさに一生モノですよね。

何と言っても見た目(笑)

最後にここです。かっこいい(笑)!登山用のテントって実用重視なこととと、なぜか国産テントってあまりかっこ良くないんですよね。なぜだろう。担いで行こうと思う重量のテントで見た目も良いものとなるともうヒルバーグ1択なのでは!
見た目が良いとテンションも上がる。テント泊したいからテントを買うのではなくソウロを使いたくてテント泊しに行く!そんな気分にさせてくれるテントです。登山だけでなく、キャンプ場でも映えるので、ソロキャンプにもうってつけです。

ソウロのここが不満

ソウロを使っていての不満というよりは、他のテントと比較した時「負けてるな」と思う点を記載してみます。

山岳テントとしては重い

ソウロは3ポールテントなので、山岳テントでスタンダードな2ポールテントと比較して重くなります。最近の山岳テントは1,500g前後が多い中、ソウロは2,400g近くあるのでその違いをどう見るか。僕はこの重さがあってもメリットの方に価値を感じているのでソウロを担いでいくことが多いです。担いでいくものはテントだけではないので、他の道具を軽いものを使ったり等して、テントは安心感のあるものを使っています。

天井が低い

テント内の快適さや広く感じるかどうかは天井の高さで感じ方が結構変わります。ソウロは高さが95cmしかないので、比較的天井の低いテントになりますね。もう1つ持っているエスパースデュオアルティメイトは115cmも高さがあって、たまにエスパース使うと「広っ」って思うのは確かです。それでも頭が天井に付くことはないし、慣れればそんなに気にならないとは思います。ただ身長が180cm超えてくるともしかすると厳しいかもしれないです。

ガイロープが長い

テントを固定する紐のことなんですが、これがちょっと長いんですよね。キャンプでは全く気にならないのですが、ギュウギュウ詰めの山のテント場だと、スペースを取るので若干周りの方に迷惑かけてないか気になります。とはいえ、張れなかったことはないです。もう少し短い方がいいのになぁって程度。自分で切って調節すれば良い気もしますが、僕はそのまま使っています。

こんな人におすすめ

なんだかんだ大好きなテント「ソウロ」。きっとこんな方にはめちゃくちゃ気に入っていただけるのではないかと思います。

  • どんな天候でも安心してテント泊がしたい。
  • テント場でのテントの設営・撤収はなるべく早く・簡単に済ませたい。
  • 山岳テントだってかっこいい・可愛いものを使いたい。

最後に

いかがでしたでしょうか。僕が一番気に入っているソウロの魅力が少しでも伝わっていたら嬉しいです。
ちなみに見た目を気にしなければ国産テントの方が国内の登山に必要な性能は上なんじゃないかと思っています。気になる方は以下の記事も見ていただければと思います。
beerandcamp.hatenablog.com

安全に気をつけてテント泊を楽しんでくださいね!それでは皆さんの良き登山ライフを!!


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